ウォーターサーバーの電気代は月いくら?メーカー公表値の比較・高くなる理由・節電のコツ
各社の公式サイトが公表している1か月の電気代は、約401円〜約630円です。ただし、測定条件が会社ごとに違うので、数字を並べて安い高いを決めることはできません。このページでは、オーケンウォーター・エブリィフレシャス・プレミアムウォーターの公式の値を条件つきで並べ、電気代の計算式と、高くなる理由・節電の方法を公式サイトの説明の範囲でまとめました。
各社が公表している1か月の電気代
公式サイトに1か月の電気代が載っていた3社の値を、書かれている条件のまま並べます。
| メーカー・サーバー | 公表の電気代 | 条件 |
|---|---|---|
| オーケンウォーター(ホワイト・ブラック・限定カラー) | 474円 | エコモード1日2回使用時 |
| エブリィフレシャス トール/トール+カフェ | 約401円/月〜 | SLEEP/ECO機能を使用した場合(当社調べ) |
| エブリィフレシャス ミニ(BEAMS DESIGN含む) | 約453円/月〜 | 同上 |
| エブリィフレシャス ライト | 約623円/月〜 | 同上 |
| プレミアムウォーター amadanaグランデサーバー | 通常 約610円/エコモード 約490円 | JDSA基準(1804)。温水・冷水とも各600cc/日(36L/月)、27円/kWh、エコモードは6時間/日 |
| プレミアムウォーター スリムサーバー4(ロング) | 通常 約630円/エコモード 約520円 | 同上 |
出典:各社の公式サイト(オーケンウォーター/サーバー紹介、エブリィフレシャス/スペック比較表、プレミアムウォーター/ウォーターサーバーの電気代。2026年10月2日確認)。プレミアムウォーターの「更新日」は2026年4月16日です。表は公式の表示を転記したもので、当サイトで測ったものではありません。ほかの会社は、公式サイトで1か月の電気代の値を確認できなかったため載せていません。
エブリィフレシャスのライトとトールは、公式サイトが載せている消費電力が同じ(冷水80W・温水350W)ですが、公表の電気代は約623円と約401円で違います。機種ごとの省エネの機能や使い方で、月の電気代は変わるということです。
数字を比べるときの注意
上の表は、同じものさしで測った値ではありません。プレミアムウォーターは、日本宅配水&サーバー協会(JDSA)の測定基準にそって、使う水の量と電気料金の単価(27円/kWh)を決めて算出しています。一方で、同社の説明には「ほかのウォーターサーバーメーカーでは、独自基準で電気代を測定している場合があり、比較する際は注意が必要」と書かれています。
オーケンウォーターは「エコモード1日2回使用時」、エブリィフレシャスは「SLEEP/ECO機能を使用した場合(当社調べ)」と条件を書いていますが、水の使用量や電気料金の単価は、確認した範囲では書かれていませんでした。
そこで、表の数字は「その会社が自社の機種について公表している目安」として読み、会社同士の優劣は決めないのが安全です。申込み前に、使う予定の機種の条件を公式サイトで確かめてください。
電気代の計算式(算術)
家電の電気代は、次の式で出せます。
電気代(円)= 消費電力(kW)× 使う時間(h)× 電力量料金の単価(円/kWh)
単価の目安は、公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会(家電公取協)が、カタログなどに載せる「電力料金の目安単価」として31円/kWh(税込)を示しています(令和4年7月22日に改定された現在の目安単価として、同協議会のよくある質問に書かれています)。実際の単価は契約する電力会社で変わるので、お手元の請求書の単価に置き換えて計算してください。
公式サイトに載っている消費電力は、たとえばオーケンウォーターが冷水85W・温水350W、エブリィフレシャスのトールが冷水80W・温水350Wです。仮に、温水の350W(0.35kW)が1日1時間動くとすると、0.35 × 1 × 30日 × 31円 = 約326円です。冷水の85W(0.085kW)が1日4時間動くとすると、0.085 × 4 × 30日 × 31円 = 約316円です。
この「1時間」「4時間」は、計算を見せるための仮の数字です。ヒーターやコンプレッサーは、プレミアムウォーターの説明によると、タンクの温度が設定温度から外れたときだけ動く仕組みなので、実際に何時間動くかは部屋の温度や水の使い方で変わり、この計算で月の電気代を当てることはできません。月の目安は、上の公表値で見てください。
なお、プレミアムウォーターの公表値は27円/kWhで算出されています。目安単価の31円/kWhで計算し直すと、次のようになります(公表値 ÷ 27 × 31 の算術で、同社が公表した数字ではありません)。
| プレミアムウォーターの機種・モード | 公表(27円/kWh) | 31円/kWhで計算し直すと |
|---|---|---|
| amadanaグランデサーバー 通常 | 約610円 | 約700円 |
| amadanaグランデサーバー エコモード | 約490円 | 約563円 |
| スリムサーバー4(ロング) 通常 | 約630円 | 約723円 |
| スリムサーバー4(ロング) エコモード | 約520円 | 約597円 |
出典:プレミアムウォーター公式サイト(ウォーターサーバーの電気代、2026年10月2日確認)の公表値と、家電公取協の目安単価31円/kWh(税込)。電気料金の単価が高いほど、月の電気代も高くなります。
電気代が高くなる理由と節電の方法
公式サイトの説明で挙げられていたことを、理由と対策に分けて整理します。
- 温水と冷水を、いつでも出せる温度に保っているから。プレミアムウォーターは、温水約85℃・冷水約6℃のタンクが、設定温度から外れたときだけ加熱・冷却する仕組みだと説明しています。使わなくても、保温・保冷のために電気は少しずつ使われます。
- エコモードや省エネ機能を使っていないから。プレミアムウォーターのエコモードは、部屋が暗くなったことを光センサーが感知して、温水タンクの電源を自動でオフにする機能です。オーケンウォーターはエコモードで消費電力を最大60%カット、エブリィフレシャスは省エネモードで電気代を最大約60%カットとしています。機能の有無と使い方は機種によって違います。
- 熱がこもる場所に置いているから。エブリィフレシャスは、背面の放熱パネル付近にスペースを空けることで熱がこもるのを防ぎ、電気代の節約につながるとしています。設置のときは、背面と側面を壁や家具から5cm以上(ミニは10cm以上)離し、上面を開けておくよう案内しています。プレミアムウォーターも、壁から離して設置し、背面のほこりを定期的に掃除することを勧めています。
- 電源プラグをこまめに抜いているから。プレミアムウォーターは、プラグを抜くと再加熱・再冷却のために余計な電力がかかるので、常時オンにしておくほうが節約になると説明しています。
- 機種のタイプが合っていないから。プレミアムウォーターは、床置きと卓上の電気代は一般にほぼ同じとされ、卓上のほうがタンクが小さく安くなるケースもあるが、メーカーや機種によっては卓上のほうが高いこともあると説明しています。省エネ性能とエコモードの有無を見て選ぶのが良いとしています。
電気代の比較として、プレミアムウォーターは冷蔵庫の電気代を月額約650〜800円、エブリィフレシャスは一般的なボトルタイプのウォーターサーバーの電気代を約1,000円、オーケンウォーターは電気ポットの電気代を900円/月(月に水12L2本使用)として、それぞれ自社の機種と比べています。いずれも各社の説明で、第三者が測った値ではありません。
電気代のほかにかかるお金
ウォーターサーバーの毎月の費用は、電気代のほかに、サーバーのレンタル料、水(天然水の代金や、浄水型なら水道代)、フィルター代などで決まります。会社によってしくみが違い、電気代が安くても全体が安いとは限りません。
オーケンウォーターは、公式サイトでサーバーのレンタル料は無料としています。天然水は、お届け先に近い大分・京都・富士山のいずれかの産地から届きます。産地の地域外へのお届けは追加料金がかかり、限定カラーのサーバーは初回に2,200円(税込)、規定利用期間の満了前にお客様都合でサーバーを交換するときは5,500円(税込)と書かれています。
電気代の約400〜630円に、水の代金が加わった金額が、実際に毎月出ていくお金です。申込み前に、月に使う水の量で、水の代金を含めた総額を公式サイトで確かめてください。
よくある質問
Q. ウォーターサーバーの電気代は、月いくらですか?
A. 各社の公式サイトが公表している1か月の電気代は、オーケンウォーターが474円(エコモード1日2回使用時)、エブリィフレシャスが約401円〜約623円(SLEEP/ECO機能を使用した場合)、プレミアムウォーターが通常使用で約610円・約630円、エコモード使用で約490円・約520円です。測定条件は会社ごとに違い、実際の電気代は使い方で変わります。
Q. エコモードを使うと、電気代はいくら安くなりますか?
A. プレミアムウォーターは、amadanaグランデサーバーで通常約610円がエコモード使用で約490円(月約120円減)としています。エコモードを6時間/日使った場合で、通常の約2割減が目安という説明です。オーケンウォーターはエコモードで消費電力を最大60%カット、エブリィフレシャスは省エネモードで電気代を最大約60%カットとしています。数字の測り方が違うので、会社同士の「何%減」は比べられません。
Q. 使わないときは、電源プラグを抜いたほうが安くなりますか?
A. プレミアムウォーターは、電源プラグを抜くと再加熱・再冷却で余計な電力がかかるため、常時オンにしておくのが節約のコツと説明しています。長期の不在時などの扱いは、お使いの会社の案内でご確認ください。
Q. 他社の電気代の数字と、そのまま比べてよいですか?
A. そのままは比べられません。プレミアムウォーター自身が、他のメーカーは独自基準で電気代を測っている場合があり、比較する際は注意が必要と書いています。上の表のとおり、使う水の量、エコモードの使い方、電気料金の単価などの条件が会社ごとに違います。
Q. 冷蔵庫やポットと比べると、高いですか?
A. プレミアムウォーターは、冷蔵庫の電気代を月額約650〜800円として、スリムサーバー4の約630円と同程度かそれ以下としています。オーケンウォーターは、一般的な電気ポットの電気代を900円/月として、エコモードのサーバーと比べています(月に水12L2本使用)。どちらも各社が自社の説明のために挙げた数字です。
Q. 電気代のほかに、サーバー本体にお金はかかりますか?
A. オーケンウォーターは、公式サイトでサーバーのレンタル料はかからないとしています。ただし、限定カラーは初回に2,200円(税込)、規定利用期間の満了前にお客様都合でサーバーを交換するときは5,500円(税込)がかかると書かれています。天然水の代金は別にかかります。会社によって料金のしくみは違うので、申込み前に公式サイトで確認してください。
参考・出典
- オーケンウォーター公式サイト(ウォーターサーバー紹介・商品ページ・よくあるご質問、2026年10月2日確認)
- エブリィフレシャス公式サイト(スペック比較表・各サーバーの商品ページ・よくあるご質問、2026年10月2日確認)
- プレミアムウォーター公式サイト「ウォーターサーバーの電気代」と電気代と節約術の解説(2026年10月2日確認)
- 公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会 よくあるご質問(電力料金の目安単価、2026年10月2日確認)
※電気代・料金・機能は、各社の公式サイトの2026年10月2日時点の表示です。実際の電気代は、水の使い方、部屋の温度、契約している電力会社の単価で変わります。申込み前に、公式サイトの最新の表示でご確認ください。