手取りの平均は月35.7万円|年代別・男女別・新卒の相場
自分の手取りは世間の相場と比べて多いのか少ないのか、気になったことはありませんか。厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」の一般労働者・全国平均の年収(額面546万円)から、社会保険料と税金を差し引いた手取りの目安は月35.7万円・年429万円です。この記事では、年代別・男女別の手取りの相場と、新卒の手取りをまとめました。
手取りの平均は月35.7万円
厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」によると、一般労働者(企業規模計・男女計)の平均年収(額面)は546万円でした。ここから社会保険料(健康保険・厚生年金・雇用保険)と所得税・住民税を差し引いた手取りの目安は月35.7万円・年429万円になります。額面に対する手取りの割合はおよそ78.6%です。
手取りの計算の前提
単身・扶養なし・協会けんぽ(東京支部)に加入する会社員を想定した試算です。40歳以上65歳未満は介護保険料を含めて計算しています。実際の手取りは扶養の有無や住んでいる地域、勤務先の保険料率で変わります。自分の年収でピンポイントに知りたい場合は給与手取り計算機をご利用ください。
年代別にみた手取りの平均
同調査の「性、年齢階級別賃金」(月額、男女計)に、全国平均の年間賞与101万円を一律に足して年収換算し、手取りを試算すると次のとおりです。
手取りは月給の上昇にともなって20代前半の月26.1万円から55〜59歳の月37.2万円まで一貫して増え、60代で下降します。都道府県別・産業別の平均年収は都道府県別・産業別の平均年収ランキングで確認できます。
月給は年代別の実データ、賞与は全国平均の概算
年間賞与その他特別給与額は年齢階級別の公表が無いため、この年代別の手取りはすべて全国平均の賞与額を一律で足した概算です。実際の賞与は勤務先の規模や業績で大きく変わります。
男女別にみた手取りの平均
男女で平均年収(額面)に174万円の差があり、手取りの月額でも約10.7万円の差になります。
新卒の手取り
厚生労働省の新規学卒者の初任給(全国平均)は大卒23.7万円・高卒18.7万円です。単身・扶養なしの前提で手取りを試算すると、大卒は月19.1万円、高卒は月15.2万円になります(賞与は含みません)。
新卒1年目は前年の所得が無いため住民税がかからず、2年目の6月分から住民税が天引きされて同じ額面でも手取りは1年目より少なくなります。都道府県別の初任給と1年目の手取りは都道府県別 初任給ランキングで確認できます。
自分の手取り・生活費・貯金を確認する
ここまでは公表データをもとにした平均の目安です。自分の年収での正確な手取りは給与手取り計算機で確認できます。手取りと照らし合わせて、一人暮らしの生活費の平均や、年代別の貯金の平均もあわせてチェックすると、家計の位置づけがつかみやすくなります。
よくある質問
手取りの平均はいくらですか?
厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査」の一般労働者(企業規模計・男女計)の平均年収(額面546万円)をもとに、社会保険料と税金を差し引いた手取りを試算すると、月35.7万円・年429万円になります(単身・扶養なし・協会けんぽ東京・40歳未満の前提)。
年代別の手取りの平均はどれくらいですか?
月給(きまって支給する現金給与額)は年齢とともに上がり、20〜24歳の月24.3万円から55〜59歳の月39.6万円まで上昇します。同調査の全国平均賞与(年101万円)を一律に足して手取りを試算すると、20〜24歳で月26.1万円、55〜59歳で月37.2万円が目安です。
男性・女性で手取りの平均はどう違いますか?
全国平均の年収(額面)は男性611万円・女性437万円です。手取りに換算すると男性は月39.6万円、女性は月28.9万円で、差は約129万円になります(単身・扶養なし・協会けんぽ東京・40歳未満の前提)。
新卒の初任給の手取りはいくらですか?
厚生労働省の新規学卒者の初任給(令和5年、全国平均)は大卒23.7万円・高卒18.7万円で、手取りに換算すると大卒は月19.1万円、高卒は月15.2万円です(単身・扶養なし、賞与は含みません)。入社1年目は前年の所得が無いため住民税がかからず、2年目の6月分から同じ額面でも手取りがやや減ります。
手取りの中央値はいくらですか?
手取りの中央値を直接示す統計はありません。年収の中央値(約457万円、「年収の中央値」のページを参照)を額面として同じ前提で試算すると、手取りの目安は月30.1万円です。