貸与300万円・利率1%なら月々いくら?奨学金の返済額 計算機
JASSO(日本学生支援機構)の第二種奨学金を貸与総額300万円・利率1.0%で借りた場合、返還回数は204回(17年)、月々の返済額は約15,997円になります。奨学金には無利子の第一種と有利子の第二種があり、第二種はさらに利率固定方式・利率見直し方式の2つに分かれます。このページでは貸与総額・利率・返還回数から月々の返済額と総返済額を計算し、返還回数の決め方や繰上返還・減額返還の制度も解説します。
貸与総額別 月々の返済額 早見表
第二種奨学金を月賦返還で借りた場合の、貸与総額別・利率別の月々の返済額です。返還回数はJASSOの「奨学金返還年数算出表」に基づき、貸与総額から自動的に決まります。
| 貸与総額 | 利率0.5% | 利率1.0% |
|---|---|---|
| 200万円 14年返還 | 12,329円 | 12,762円 |
| 300万円 17年返還 | 15,343円 | 15,997円 |
| 400万円 20年返還 | 17,517円 | 18,396円 |
| 500万円 20年返還 | 21,897円 | 22,995円 |
※月賦返還・元利均等で計算した概算です。実際の返還月額は、貸与終了後の据置期間中に発生する利息が元金に上乗せされるため、この概算より高くなります。1円未満は四捨五入。
奨学金 返済額 計算機
種類・貸与総額・利率・返還回数を入力すると、月々の返済額と総返済額、利息の合計を計算します。返還回数がわからない場合は「返還回数を自動計算」を押すと、貸与総額から目安の回数を入力できます。
入力
計算結果
- 月々の返済額
- —
- 総返済額
- —
- 利息の合計
- —
※月賦返還・元利均等(第二種)または貸与総額を回数で均等に割った額(第一種)で計算した概算です。据置期間中の利息や、月賦・半年賦併用返還などは含みません。実際の金額はJASSOから届く「返還条件等通知」でご確認ください。
第二種奨学金の利率(上限は年3.0%)
第二種奨学金の利率は貸与終了月に決定します。貸与開始月の利率ではないため、在学中は正確な利率がわかりません。利率の算定方法として、次の2つのうちいずれか一方を申込み時に選択します(貸与終了後は変更できません)。
- 利率固定方式:貸与終了時に決定した利率が、返還完了まで適用されます。将来、市場金利が変動しても利率は変わりません。
- 利率見直し方式:貸与終了時に決定した利率を、おおむね5年ごとに見直します。将来の市場金利の変動に伴い、利率も変わります。
基本月額に係る利率は、どちらの方式でも年3.0%が上限と定められています(JASSO「第二種奨学金の利子と利率の算定方法」)。在学中は無利子で、利子は返還開始後にかかります。
返還期間(回数)の決め方
月賦返還の返還回数は、貸与総額をJASSOが定める「奨学金返還年数算出表」の割賦金の基礎額で割って得た返還年数(小数点以下切り捨て)を12倍した回数です。たとえば毎月3万円を4年間(貸与総額144万円)借りた場合、基礎額11万円で割ると13.09となり、小数点以下を切り捨てて13年(156回)で返還します。
※貸与総額144万円 ÷ 割賦金の基礎額11万円 = 13.09 → 13年(156回)で返還。
第一種奨学金(定額返還方式)は、この回数で借用金額を均等に返還します。第二種奨学金は、この回数で元利均等に返還します。第一種・第二種を併せて借りていて貸与期間終了月が同じ場合、両方の合計額を貸与総額とみなして返還回数を計算します。
繰上返還・減額返還・返還期限猶予
- 繰上返還:返還額の全額または一部を繰り上げて返還できます。繰り上げた分の返還期間が短縮され、繰り上げた期間の利息はかかりません(据置期間中に発生していた利息を除く)。
- 減額返還:経済困難・傷病・災害などで返還が難しくなった場合、毎月の返還額を2分の1・3分の1・4分の1・3分の2に減額し、その分返還期間を延長する制度です。第二種奨学金の場合、返還期間は延長されますが利息は増えません。願い出が必要で、審査があります。
- 返還期限猶予:経済困難・傷病・災害などで返還そのものを一定期間止める制度です。第二種奨学金の場合、猶予期間中は無利息です。願い出が必要で、審査があります。
※出典:JASSO「奨学金の返還について」「繰上返還申込み」
よくある質問
第一種と第二種、両方借りている場合はどう計算すればいいですか?
このツールは第一種・第二種を別々に計算します。両方を借りている場合は、第一種の貸与総額と第二種の貸与総額をそれぞれ入力し、2回計算して合計してください。なお、貸与期間終了月が同じ場合、JASSOは両方の合計額を貸与総額とみなして返還回数を計算するため、実際の回数はこのツールの単純合計と多少ずれることがあります。
利率固定方式と利率見直し方式のどちらを選べばいいですか?
利率固定方式は貸与終了時に決定した利率が返還完了まで変わりません。利率見直し方式はおおむね5年ごとに見直され、将来の市場金利によって利率が上下します。どちらを選んだかは貸与終了後は変更できません(JASSO「第二種奨学金の利子と利率の算定方法」)。このツールでは、見直し方式を選んだ場合も入力した利率が変わらないものとして計算するため、実際の総返済額は将来の利率次第で変わります。
繰上返還をすると利息はどうなりますか?
繰上返還をした分については、繰り上げた期間の利息はかかりません(据置期間中に発生した利息を除く)。そのため、まとまった資金ができたときに一部繰上返還をすると、その分だけ将来支払うはずだった利息を減らせます(JASSO「繰上返還申込み」)。
返還が難しくなったときはどうすればいいですか?
経済困難・傷病・災害などで返還が難しくなった場合、毎月の返還額を2分の1・3分の1・4分の1・3分の2に減らす「減額返還」(第二種は利息は増えません)と、返還そのものを一定期間止める「返還期限猶予」(第二種は猶予期間中は無利息)の制度があります。いずれも願い出が必要で、審査があります(JASSO「返還が難しくなった場合」)。延滞する前に、これらの制度の利用を検討することをおすすめします。
参考・出典
(2026年10月1日確認)※本ページの計算結果は概算です。据置期間中の利息や、月賦・半年賦併用返還、所得連動返還方式は含みません。実際の返還額・返還回数はJASSOから届く通知でご確認ください。